この記事は、結婚相談所に入るかマッチングアプリで続けるかで止まっている人に向けたものです。20 代後半から 30 代を思って書きました。先に結論から。向き不向きは性格ではなく、契約と時間の条件が合うかどうかで決まります。そこだけ見ればいい。下の 7 項目のうち、当てはまった数で進む道が変わる。
- 0〜1 個相談所が合う側。やめ方が法律で決まっているのは相談所のほう
- 2〜4 個合わないのは費用の出方と進め方。形(オンライン型・店舗型)を選び直す
- 5 個以上アプリのほうが近い。ただしアプリの段階でも、いちばん多い型は相談所の段階と同じだった
7 項目は本文にあります。どの道が成功しやすいかは数えていません。
向き不向きのチェックリスト 7 項目
当てはまるものを数えてください。あとで個数を使います。数え方と、この方法で分かっていないことはこのサイトの数え方に書きました。
1. 2 か月より短く試したい
消費者庁の特定商取引法ガイドは、結婚相手紹介サービスの契約に「2月を超えるもの」、総額が「5万円を超えるもの」という線を引いています。線を超えた契約には、やめ方のきまりが付きます。ツヴァイもオーネットも、入るときに払う額だけで 5 万円を超えます(金額は 5 番)。 はじめに、まとまった額を払う形です。短く試して合わなければ抜ける、というつかい方とは合いません。月ごとに切れる形がよいなら、アプリのほうが近い。
2. 決めるまでに 4 年ほしい
国の出生動向基本調査(2021 年)で、夫と妻の平均交際期間は 4.3 年。恋愛で結婚した夫婦は 4.9 年でした。見合い結婚(結婚相談所で知り合った夫婦も入る)は 1.5 年で、恋愛結婚の 3 分の 1 もありません。 ゆっくり決めたい人には、その短さがきつく出ます。
3. 自分で相手を探したい
当サイトの集計で、お見合いと申し込みの段階の相談は 77 件。その中で多く聞かれているのは「相談所・アプリの選び方」で、2 番目が「相手選びの条件・年収・年齢」でした。1 番目の型には、相談所・仲人・担当者・ルールといった語が出てくる相談が入ります。相談所では、相手選びに担当の人とルールが入ってきます。人にまかせるより自分で選びたいなら、この形は合いません。
4. 進め方を人に決められたくない
仮交際は 83 件、真剣交際は 71 件。この 2 つで多く聞かれているのは、どちらも「相談所・アプリの選び方」と「価値観の違い・喧嘩」の 2 つでした。 段階が進んでも、上に来る型は変わりません。相談所には、交際の進め方にも社ごとのルールがあります。進め方を自分で決めたい人には、ここが重く出ます。
5. 毎月の出費を上下させたい
相談所は、入るときに払うお金に、毎月のお金が重なる形です。ツヴァイは入るときに 118,800〜129,800 円、そのうえ月に 15,950〜18,700 円。オーネットは入るときに 99,000〜143,000 円、そのうえ月に 13,200〜24,200 円(税込、2026 年 9 月 28 日に各社の公式の料金表で確認)。結婚が決まったときのお金(成婚料)は、どちらもプランと相手しだいで 0 円か 22 万円です。月ごとに使う額を変えたい人は、月額で止められるアプリのほうがあつかいやすい。
6. 独身であることの証明を出したくない
相談所には、独身証明書(市区町村でもらう、独身であることを示す紙)を入るときに求めるところがあります。 求める社の割合は、当サイトでは数えていません。入りたい社の公式ページで、いる書類を見てください。
7. 契約の書面を読むのが苦手
相談所の契約は、書面を受け取った日から 8 日ならクーリング・オフできます。そのあとも途中でやめられて、会社が求められる額には上限があります。サービスが始まる前なら 3 万円。 始まったあとは、すでに受けたサービスの対価に、2 万円か契約残額の 20 パーセントの低いほうを足した額までです。この決まりは、知らなければ使えません。請求された額が上限の内側かどうかは、書面にある対価と契約残額を見て確かめます。読むのが苦手なら、その手間が重く出ます。
当てはまった数で、進む道が変わる
| 当てはまった数 | 進む道 |
|---|---|
| 0〜1 個 | 相談所が向いている側。契約の条件を確かめて進んでよい |
| 2〜4 個 | 条件つきで向く。オンライン型に絞ると負荷が下がる |
| 5 個以上 | 結婚に向かうことは続けつつ、アプリの側を見る |
2〜4 個だった人へ。合わないのがお金の出方と段取りだけなら、形をかえれば解けることがあります。面談やお見合いをオンラインで行うオンライン型は、担当の人の関わり方もお金も社ごとに違います。形の違いは見比べるページに並べました。金額は各社の料金表で見てください。
5 個以上だった人へ。アプリの相談 61 件でも詰まる場所は同じ
相談所が向かないことと、結婚に向かうこと自体が向かないことは別です。1・2・5 番は、いずれも契約の長さとお金の出方という「相談所ならではの条件」から来ています。アプリは月ごとに切れて、進め方も自分で決められます。
ただし、にげ場ではありません。当サイトの集計で、マッチングアプリを使う段階の相談は 61 件。多い順に見ると、1 番目が「相談所・アプリの選び方」、2 番目が「連絡頻度・温度差」、3 番目が「相手の気持ちが分からない」でした。いちばん多い型は、相談所の段階と同じです。アプリ選びや乗り換えの相談も、この型に入ります。並びは婚活アプリの段階に置いています。
相談所とアプリの違い
| 結婚相談所 | マッチングアプリ | |
|---|---|---|
| 契約の長さ | 社とプランしだい。2 か月超・総額 5 万円超なら法律のきまりが付く | 月ごとに切れる形が多い |
| やめ方の決まり | 8 日のクーリング・オフと上限つきの中途解約 | 契約の条件によって変わる |
| 費用の出方 | 入るときのお金+毎月のお金(成婚料は社とプランしだい) | 毎月 |
| 相手を選ぶ人 | 担当の人が入る | 自分 |
| 結婚までの交際期間 | 見合い結婚(相談所を含む)で 1.5 年 | ネットで知り合った夫婦で 2.8 年 |
| 独身の証明 | 求める社がある | 求められないことが多い |
| 多く聞かれていること | 相談所・アプリの選び方 | 相談所・アプリの選び方 |
左に寄るほど人にまかせる形、右に寄るほど自分で決める形です。どちらが上ということはありません。迷ったら、消費者庁のガイドにある「2月を超えるもの」を自分のためし方に当てはめてみるのが早い。そこがのめないなら、右を見たほうがいい。
0〜1 個だった人へ。お見合いから真剣交際までの 231 件が示す相談所の利点
上の 7 項目に当てはまらないなら、相談所は合っているところです。理由は 3 つ。
- やめ方が法律で決まっている。書面を受け取った日から 8 日はクーリング・オフでき、そのあとも途中でやめられます。会社が求められる額には上限があります。アプリの契約には、この形の決まりが付くとは限りません。
- 決めどきが早く来る。見合い結婚の平均交際期間は 1.5 年で、全体の 4.3 年よりずっと短い。長く待てないわけがあるなら、短いことはよいほうに働きます。
- 段取りがある。当サイトの集計では、お見合い・仮交際・真剣交際の 3 段階を合わせて 231 件の相談がありました。進め方にまどう人が多いところなので、担当が順番を持つのは楽になります。
次は契約です。結婚相談所に入る前の記事に、消費者庁の資料で確かめた上限額を書きました。いまの段階を調べるで同じ段階の人の問いを見てから見比べるページを見るのが早い。