遠距離で、この関係を続けるかどうかを決めきれずにいる人に向けた記事です。20 代後半から 30 代を思って書きました。扱うのは、続けるべきかどうかではありません。同じ段階の人が何で止まっているか、という順番だけを出します。
先に、答えから。遠距離の相談でいちばん多いのは、会う回数ではありませんでした。1 番目に来たのは自分の側の不安です。2026 年 9 月時点の当サイトの集計で、編集部が確かめました。
遠距離の相談 58 件、投稿者は約 50 人
当サイトは、結婚に向かう人の相談を段階ごとに数えました。遠距離は 58 件。投稿した人は約 50 人です。くじ引きのように選んだ 30 件を 2 名で目で見てたしかめ、2 名の判定が2 名の判定が一致した件だけから出した適合率でなおしています。
この数え方は、国の調査のやり方とは違います。あくまで、ある場所で交わされたやりとりを数えたもの。数え方と、このやり方で分かっていないことはこのサイトの数え方に書きました。
58 件のうち、1 番目は自分への不安だった
多い順に並べると、1 番目が「自分の不安・依存・自己否定」。2 番目が「会う頻度・デートの作法」。3 番目が「連絡頻度・温度差」でした。並びは遠距離の段階に置いています。
会う回数より、自分の側の話が先に来ました。距離の相談として書き始めた文が、とちゅうで自分への不安に移る。距離は変えられませんが、不安のあつかいは変えられます。順番が逆なら、やることも逆になります。
30 件を 2 名で見て、当たっていた割合は 0.56
遠距離の適合率(目で見て確かめた 30 件のうち、ほんとうにその段階の相談だった割合)は 0.56。当サイトが公開している段階のうち 3 番目に高い数字です。わけはかんたんで、「遠距離」「単身赴任」「転勤」という語は、その場にいる人しか使わないためです。答える側の人が使いにくい語だから、拾いまちがいが少なくなります。
逆に言えば、この段階の数字は当サイトのなかで確かなほうに入ります。ここは信じてよいところ。ただし目で見たのは 30 件なので、増やせば動きます。
読み方をひとつ。ここに出ているのは「どれだけの人がそれを聞いたか」の多い順だけです。うまくいったやり方の順ではありません。おなじところで止まっている人がほかにもいる、というだけのこと。そう読むぶんには、たしかな数です。
止まっている型で、先に決めることが変わる
下の表は、当サイトが数えた並びと、国立社会保障・人口問題研究所の調査に出ている長さを合わせたものです。読み方はかんたん。
| 止まっているところ | 先に決めること |
|---|---|
| 自分の不安・依存・自己否定 | 相手のうごきを測るのをやめる。次に会う日だけを決める |
| 会う頻度・デートの作法 | 回数を増やす話の前に、交通費と休みの出し方を決める |
| 連絡頻度・温度差 | 連絡の量ではなく、決まった時間に話す形にする |
次に確かめること
国立社会保障・人口問題研究所の第 16 回出生動向基本調査によると、夫と妻の平均交際期間は 4.3 年です。昔からの恋愛での結婚では 4.9 年、SNS やアプリで知り合った夫婦では 2.8 年でした。遠距離はその長さのどこかを、はなれて過ごすことになります。
いつまで続けるかを、自分で決めてください。いつまでと決めずに待つと、決めどきは相手のつごうでやってきます。決めた日までに、どちらかが動けるかどうかを確かめてください。結婚に向けて動く側に回るなら、段階ごとに何が聞かれているかは段階別のデータに、解約のしかたは結婚相談所に入る前の記事に書きました。